豊橋市の歯医者、今泉歯科診療院の院長のブログです。

2017年10月
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<定期検診の大切さ>

先日 テレビ番組の中でマツコ・デラックスさんが、ある出来事がきっかけで年に1〜2回は歯科検診を受けないといけないと痛感したと話していました。
「一度治療して銀歯を被せれば一生大丈夫なんて思っていたら大変なことになっている場合があると。虫歯が進行して頭蓋骨の空洞にかなりの膿が溜まっており、外科手術を受ける一歩手前だった。銀歯の奥でエライ事になっている場合があるので歯の定期検診は大事だ」

と訴えたのです。
 
 虫歯は他の病気と大きく異なる疾患です。病気になると治療をすれば治癒するのが普通ですが、虫歯は治癒することはありません。虫歯の治療を歯科医院で受けたとしても元通りにはなりません。つまり治癒するととがないということです。虫歯になれば、放っておいても自然に治ることはありません。必ず進行していき、そのまま放っておくと虫歯が歯髄(神経)まで達しズキズキと痛んできます。虫歯になってしまったら必ず歯科医院で治療をしなければいけませんが、虫歯の治療を受けたとしても一度治療をした歯が銀歯などの詰め物と歯との境目から再び虫歯になること(2次カリエス)が非常に多いと言うことを歯科医師はとても多く経験しています。 実際、一度虫歯を治療して銀歯を入れたとしても、再びその歯が虫歯になり、再治療を必要とするまでに平均で7年と言われています。再び虫歯になってしまった時には神経を取らなくてはならない事が多いのです。酷くなると頭蓋骨の空洞に膿が溜まってしまい、外科手術を受けなければいけない事になります。


 虫歯がある人のお口の中には虫歯菌が常駐しています。虫歯菌がなくなることはありません。虫歯を治療したら歯科医院とのお付き合いは終わりではないのです。痛くなったらまた通院すればいいのではなく、一度治療した歯が再び虫歯にならないよう・新しく虫歯にならないように歯科医院で定期的な検査・調整・クリーニングを続ける事が重要なのです。
年に2〜3回 定期検診を受診することにより、虫歯など小さなうちに発見することが出来ます。歯は一度失うと戻ってくることはありません。きちんとしたメンテナンスを行うことで新たなお口のトラブルを防ぐことが出来、いつもでも健康なお口で過ごすことが出来るので、定期的に歯科医院で定期検査をしましょう。
 

ご予約は 今泉歯科診療院 へ 0533-87-4056 

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2017年8月22日

<人間の噛む力について>

人間の噛む力はどのくらいあるのでしょう?
通常食事をするときの噛む力は一般的にだいたい自分の体重くらいと言われています。
男性であれば60kg 女性であれば40kg 位と言われています。 毎日食事の時にすごい回数噛んでいる訳ですが、『歯って大丈夫なの?』って思いますよね。もちろん健康な歯と歯茎であれば大丈夫です!
噛む力を保つためには自分の歯を出来るだけ失わないことが大事です。奥歯の一番大きな第一大臼歯を1本失うと噛む力は約半分に低下すると言われています。義歯を入れても自分の歯で噛む本来の力には及びません。

噛む力は健康に大きく関わります。老化だけではなく食生活の変化でも噛む力は低下します。また、虫歯や歯周病などの口腔疾患によっても噛む力は低下します。そうするとどうなるでしょうか?
 

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食事が楽しくなくなる→柔らかいものしか食べなくなる→噛む力が低下する
このように悪循環となります。

噛む力がまだある今のうちに、予防を行うことで年齢を重ねても自分の歯でしっかりと噛むことができるように維持することが大切です。
日頃から歯の健康を守るため、毎日の歯磨きに加えて 半年に1回は歯科医院で歯の検診を受けてチェックしましょう。
 

2017年5月30日

<歯周病>

<歯周病>

歯周病とは、歯についた細菌により歯ぐきが炎症を起こし、歯の周りの組織が破壊されてしまう病気です。

歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

治療には長期間かかるケースが多く、再発を防ぐためにはメンテナンスが必要です。

 

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むし歯や歯周病は、今や国民的な生活習慣病といわれ広く蔓延しています

★ 心臓病や動脈硬化、肺炎などの原因

★ 糖尿病のコントロールへの悪影響

★ 早産、低体重児出産の原因

などと関係がある事が分かってきました。

これは歯周病の原因菌が血液や気道を介して全身に運ばれるために起こされます。

 

歯周病は知らないうちに進行し、病状が進むまで自覚症状が出にくい病気です。

早期発見、早期治療が歯周病を治すために大変重要です。

 

*思いあたる症状をチェックしましょう!*

  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
  • ブラッシング時に出血する。
  • 口臭が気になる。
  • 歯肉がむずがゆい、痛い。
  • 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
  • かたい物が噛みにくい。
  • 歯が長くなったような気がする。
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。

 

※上記の項目3つあてはまる

油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。

※上記の項目6つあてはまる

歯周病が進行している可能性があります。

※上記の項目全てあてはまる

歯周病の症状がかなり進んでいます。

 

★歯周病のサインを見つけたら、早めに受診しましょう。★

2016年8月24日

<虫歯の原因と予防>

<虫歯の原因と予防>

虫歯は ★歯質 ★虫歯菌 ★糖分 の3つの要素に時間の経過が加わってできると言われています。これら3つの要素の重なり合う時間や面積を少なくすることで、虫歯になるリスクを下げることができます。

『歯質を強くしておく』『虫歯菌を少なくしておく』『糖分の摂取を調節する』

これらの3つが大切になります。

再石灰化をしてくれる唾液の分泌を促進するように噛む回数を増やしたり、食後、就寝前に歯を磨く、フッ化物を使った歯質の強化など、それぞれの虫歯の原因を対策しながら、同時に食習慣の見直しをすることで虫歯になるリスクを少なくしていきます。

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<食習慣と虫歯の関係>

虫歯菌がお口の中にいると、歯の表面では、歯のミネラル成分が溶かされる「脱灰」とミネラル成分が歯の中に戻ってくっつく「再石灰化」が繰り返されています。

何も食べていないときの歯の表面は中性ですが、食べ物や飲み物を口に入れると酸性に傾きます。飲食物を栄養にして虫歯菌が酸を作り出し数分後には歯の表面を溶かしだします「脱灰」。しかし、唾液の自浄作用によって,食後2時間ほどで中性に戻り溶けた部分が修復される「再石灰化」が始まります。

つまり、間食が多く食べ物や飲み物が常に口の中に入っていると「脱灰」が続き、歯の表面が中性にならないため「再石灰化」が行われず、虫歯のリスクが高まってしまいます。

虫歯にならないためには、規則正しい食習慣を心がけ、歯の表面を中性にし再石灰化が行われるようにしなければならないのです。食後には歯を磨いて歯垢を除去し,だらだら食べは控え再石灰化を促すことが大切です。

また、寝る前に飲食をすると、就寝中は唾液の分泌量が減る上に朝まで脱灰が続くので虫歯のリスクが高まります。なので就寝前は特に丁寧にはを磨くようにしましょう。

うがいだけでは虫歯菌を取り除くことはできませんので、飲食後や就寝前には必ず歯磨きをするようにしましょう。

 

虫歯予防には食生活リズムの見直しが重要→時間を決めて食べることが虫歯を予防

2016年5月16日

虫歯について(1)

<歯の健康が大切な理由>

 現代では、歯が衰えても、さまざまな技術や器具で「噛む」ことを補えます。

「噛む」とは食べ物をかみ砕いたり、すりつぶしたりすることを言い、食物を安全に飲み込むための大切な行為です。上下の歯を接触させるとともに舌や頬、唇の動きの協調性があって初めて「よく噛む」という行為が成立しています。

 食べ物をよく噛むと唾液の分泌が促されて消化の助けとなり、脳へも刺激が与えられます。この唾液には、歯の自浄作用や再石灰化の促進など歯の健康のための要素が多く含まれています。

あまりよく噛めないまま飲み込むと胃に負担をかけ身体に弊害が出てきてしまったりします。だからこそ、自分の歯を健康に保つことはとても大切なのです!

 

<虫歯の原因と唾液の働き>

 虫歯とは、お口の中のプラーク(歯垢)の中にいる虫歯菌が食品から出た糖分を分解して酸を作り出すことで、歯の表面を溶かしてしまうこと(う蝕)からはじまります。 

歯垢(プラーク)は、食べ物のカスや汚れと思われがちですが実は細菌の塊です! 歯垢の中には虫歯菌をはじめとする菌がいっぱい。だから、ご家庭での歯磨きや歯科医院でのプラーク除去が大切になってくるのです。

そして、唾液が歯を守っているのです!

食べ物から栄養を取り、糖を分解して歯の表面を溶かしてしまう虫歯菌。歯の表面が溶けてしまうことを脱灰(だっかい)と言いますが、実は、唾液には酸を中和する働きや酸によって溶かされたミネラル成分を元に戻す働きがあります。

その働きによって、溶かされてしまった歯の成分が元に戻ることを再石灰化といい、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されているのです。

この唾液の「再石灰化」が追いつかなくなるくらい「脱灰」が進むと虫歯になってしまいます。

 

 

 

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次回は虫歯の原因と対策についてお話しします。

2016年4月6日