愛知県豊川市御油町八面前4-8

虫歯について(1)

虫歯について(1)

2016年4月6日

<歯の健康が大切な理由>

 現代では、歯が衰えても、さまざまな技術や器具で「噛む」ことを補えます。

「噛む」とは食べ物をかみ砕いたり、すりつぶしたりすることを言い、食物を安全に飲み込むための大切な行為です。上下の歯を接触させるとともに舌や頬、唇の動きの協調性があって初めて「よく噛む」という行為が成立しています。

 食べ物をよく噛むと唾液の分泌が促されて消化の助けとなり、脳へも刺激が与えられます。この唾液には、歯の自浄作用や再石灰化の促進など歯の健康のための要素が多く含まれています。

あまりよく噛めないまま飲み込むと胃に負担をかけ身体に弊害が出てきてしまったりします。だからこそ、自分の歯を健康に保つことはとても大切なのです!

 

<虫歯の原因と唾液の働き>

 虫歯とは、お口の中のプラーク(歯垢)の中にいる虫歯菌が食品から出た糖分を分解して酸を作り出すことで、歯の表面を溶かしてしまうこと(う蝕)からはじまります。 

歯垢(プラーク)は、食べ物のカスや汚れと思われがちですが実は細菌の塊です! 歯垢の中には虫歯菌をはじめとする菌がいっぱい。だから、ご家庭での歯磨きや歯科医院でのプラーク除去が大切になってくるのです。

そして、唾液が歯を守っているのです!

食べ物から栄養を取り、糖を分解して歯の表面を溶かしてしまう虫歯菌。歯の表面が溶けてしまうことを脱灰(だっかい)と言いますが、実は、唾液には酸を中和する働きや酸によって溶かされたミネラル成分を元に戻す働きがあります。

その働きによって、溶かされてしまった歯の成分が元に戻ることを再石灰化といい、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されているのです。

この唾液の「再石灰化」が追いつかなくなるくらい「脱灰」が進むと虫歯になってしまいます。

 

 

 

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次回は虫歯の原因と対策についてお話しします。